倒壊した五島屋ビルを視察し、坂口茂・輪島市長の説明を聞く経団連の十倉雅和会長(中央左)=2024年4月3日、石川県輪島市

 経団連はゴールデンウィーク(GW)期間中に、能登半島地震の被災地に会員企業の社員らをボランティアとして派遣する。人材不足が課題となっている「災害ボランティアセンター」に入り、一般のボランティアの差配などにあたる。

 4月25日~5月6日に、パナソニックや三菱重工業、第一三共などの会員企業20社と経団連事務局から計約60人を石川県珠洲市と七尾市のセンターに派遣する。多くのボランティアが被災地に入ると見込まれるGW中は、支援活動の核となるセンターの負荷も大きくなるとみられるからだ。

 経団連によると、元日の発災…

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