
ウクライナの野党「欧州連帯」に所属するオレクシー・ゴンチャレンコ議員(44)は米国の軍事支援停止について、朝日新聞の電話取材に「大惨事だ」と語った。
ロイター通信によると、ウクライナへと運ばれていた軍事品は、4日未明に途中で止まった。ゴンチャレンコ氏は「米国は我々にとって最大の軍事支援国であり、数千人が死ぬかもしれない」と警鐘を鳴らす。
また、支援再開のために「できることを全てしなければならない」と強調。ゼレンスキー大統領はウクライナ国民に責任を負っているとし、「これはプライドの問題ではなく、我々は幼稚園にいるわけでもない。謝罪が問題なら、ゼレンスキー氏が謝罪をするべきだ」と訴えた。
「米国抜きでは、我々はとても、とても、とても悪い状況に陥る。残念ながら、『声明』でロシアの戦車やミサイルを破壊することはできない」