イランの首都テヘランで2024年11月2日、学生たちとの面会時に手を振る最高指導者のハメネイ師。ウェスト・アジア・ニュース・エージェンシー提供=ロイター

 10月下旬にイスラエルから軍事施設への攻撃を受けたイランが、数日内にイスラエルに再報復する可能性があるとの米メディア報道が続いている。イランの最高指導者ハメネイ師は2日、イスラエルと米国に対し「壊滅的な反撃を受けるだろう」と警告した。

 AP通信などによると、イラン国営メディアがハメネイ師のビデオ演説を公開した。報復の時期や範囲については明言しなかった。

 イランの再報復についてCNNは10月31日、今月5日の米大統領選前に、イランが「決定的で痛みを伴う」対応を取る可能性があると報道。1日にはイスラエル軍事筋の話として、イスラエルが報復に「高いレベルで備えている」と報じた。

 CNNは、先月26日のイスラエルによる攻撃でイランの防空能力が低下しているため、「(イランは)ジレンマを抱えている」との同筋の見方を伝えている。

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