フランスを訪れているバイデン米大統領が8日、パリのエリゼ宮(大統領府)でマクロン大統領と会談した。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援や、ロシアを支える中国や北朝鮮、イランに対する懸念を共有した。バイデン氏は国賓として迎えられ、幅広い課題に米仏が協調して取り組む姿勢を前面に出した。
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バイデン氏は会談後、マクロン氏と記者団の前に現れ、「今日まで両国の絆は強く幅広い分野にわたり、共通の価値観に根ざしている」と述べた。ウクライナ支援に限らず、インド太平洋地域では対中国を念頭に協力を強化することを強調した。中東アフリカ地域でのテロ対策、気候変動問題など、多岐にわたる分野で連携する方針を示した。
マクロン氏も、80年前のノ…