写真・図版
ブラジルのマナウスに17日、到着したバイデン米大統領=ロイター

 米メディアは17日、バイデン大統領がウクライナに提供した長射程のミサイルでロシア国内を攻撃することを許可した、と報じた。北朝鮮軍がロシア軍に加勢したことの対応として、ロシアとの緊張激化を懸念して控えてきた制限解除に踏み切ったという。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、射程約300キロの地対地ミサイル「ATACMS(アタクムス)」を使ったロシア国内への攻撃を許可した。ロシア南西部クルスク州で、ロシア軍や北朝鮮軍と戦うウクライナ軍の防衛に使われる可能性が高いという。

 国防総省は取材に「現時点ではコメントを差し控える」と回答した。

 ロシア国内への攻撃は、バイ…

共有