連載「1995年からの現在知」
NHK連続テレビ小説「おむすび」で、博多ギャル連合(ハギャレン)のリーダー的な立場である総代表を演じているのは、モデル、タレントのみりちゃむ(22)だ。生粋のギャルとして、「超あげ~」な演技を見せるみりちゃむは、朝ドラを通して、令和と平成のギャルの違いにも気付いたという。
――朝ドラでは、博多のギャル連合・ハギャレンを再び盛り上げようと仲間を集める、総代表のルーリーこと真島瑠梨を演じています。連続ドラマへの出演は初めてですね。
朝ドラでギャル役があるんだけどどう?と言われて、オーディションに行きました。「やれるもんやってみっか~。受かったらラッキー」くらいの気持ちでしたね。
福岡のギャルがほしかったのに、都会のギャルが来ちゃったと思われたみたい。でも、総代表役になりました。
――さすがギャルというだけあって、ギャルの演技が自然です。意識していることはありますか。
演じている平成のギャルと、いまの令和のギャルはパワフルさが全然違うので、その差が大変でした。さらに、ルーリーはキャラ的にも、ずっとテンションが高い子。テンションを上げているつもりでも、監督に「もっと上げて」と言われて、どうしたらいいの、と思いました。
本物の平成のギャルは、みんな大人になって落ち着いているので、もう実在しない。実物を見ていないので、難しかったですね。
朝イチに、カラオケのシーンを撮影した時は、マジできつかった。でも、めちゃくちゃ盛り上がりました。
生まれたときのおくるみは・・・・・・
――どうして平成のギャルの方が、パワフルなんでしょう。
SNSがなかったことが一番…