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自民党裏金議員が立候補予定の選挙区で街頭演説をする立憲民主党の野田佳彦代表=2024年9月26日午前8時16分、東京・芝浦、大久保貴裕撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表が就任早々、2日連続で自民党の「裏金議員」の選挙区に入ってマイクを握り、攻勢をかけている。早期の衆院解散・総選挙を見据え、27日の自民新総裁の選出を前に「政治とカネ」問題で対決姿勢を鮮明にしている。

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 「自民党自身が厳しい処分を行うべきだった。それをやらないならば、有権者がペナルティーを与えるしかない」

 野田氏は26日朝、通勤客の行き交う東京・芝浦の交差点に立ち、こう訴えた。総裁選の論戦について「安倍派、二階派の国会議員票が欲しいから、急に政治改革はトーンダウンした。(自民内の)疑似政権交代では政治をただすことはできない」とも批判し、政権交代の必要性を主張した。

 この地域を含む衆院東京7区…

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