
立憲民主党の渡辺周衆院議員(静岡6区)の秘書が昨年11月、車検や保険が切れた渡辺氏名義の乗用車を運転した疑いがあるとして、静岡県警から事情聴取を受けていたことが15日わかった。渡辺氏は「管理者として大変申し訳ない」としている。
渡辺氏によると、乗用車は昨年9月27日に車検が切れていた。翌月に衆院解散が想定されて事務所があわただしい状況にあり、車検通知を見落として確認していなかったという。
渡辺氏は選挙後の11月初旬、秘書が運転する乗用車に乗り、関係者へのあいさつ回りで伊豆市内に行った際、県警のパトカーに停車を求められて車検切れが発覚した。車を止められたのは、慣れない道で右往左往していたためという。
秘書は、車検と自賠責保険が切れた乗用車を運転していたとして、2度にわたり県警の事情聴取を受けたという。渡辺氏は「私や事務所全員が厳しい認識と責任感をもって対応していきます」とコメントした。