斜面が崩れて通行できなくなった愛媛県道の石鎚伊予小松停車場線=2025年2月17日午後1時20分ごろ、西条市小松町石鎚、県提供

 愛媛県西条市小松町石鎚の県道石鎚伊予小松停車場線で17日午後1時ごろ、斜面崩壊が発生した。県によると、崩落が起きたのは石鎚山系を走る県道で、山奥側には登山客らとみられる6人が車5台とともに取り残された。午後6時半までに高知県の防災ヘリが2人を救助し、1人は自力で下山。2人が徒歩で下山中といい、消防関係者が残る1人と下山について調整している。けが人や体調不良の人がいるという情報は入っていない。

 県道路維持課によると、崩壊した場所より山奥側は行き止まりで迂回(うかい)路がなく、集落もないという。県は、周辺の約50メートル区間を通行止めにしている。

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