石破茂首相は28日昼、公明党の斉藤鉄夫代表と東京都内のフランス料理店で会食した。少数与党で迎える来年の通常国会を前に、新年度予算案に向けた対応など、今後の政権運営について協議したとみられる。
斉藤氏は会食後、記者団に「自公が少数与党ではあるが、しっかりとした考え方の核を持ち、野党に真摯(しんし)に対応し、合意形成に努めていこうという話をした」と述べた。
首相は今月18日にも斉藤氏と首相官邸で会談し、選択的夫婦別姓の導入をめぐって意見交換をしている。斉藤氏によると、この日の会食でも話題に上ったという。