おもちゃのメガネをつけてめはりずしをほおばる参加者たち=2024年5月26日、三重県熊野市井戸町、菊地洋行撮影
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 和歌山、三重両県南部の郷土料理「めはりずし」を大勢で一斉にほおばるイベント「みんなでめはり」が26日、三重県熊野市のJR熊野市駅前広場であった。約650人の参加者が目を大きく見開いたおもちゃのメガネを着用して、めはりずしにかぶりついた。

 高菜漬でくるんだおにぎりを、目を大きく見開いて食べたことが「めはりずし」の名前の由来とされる。

 熊野古道伊勢路の世界遺産登録20周年を記念する「オール熊野フェスタ」(熊野市など主催)の一環で行われ、今年で10回目。配られためはりずしの数は、過去最高を記録した。

 吹奏楽部のメンバーとしてステージ出演もした三重県立木本高校3年の森本昊(こう)さん(17)は「大勢で食べたので、いつもと違う特別な味がしました」と話した。(菊地洋行)

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