準々決勝の感想戦をする佐々木勇気八段(右)と永瀬拓矢九段=2025年1月18日午後4時36分、名古屋市港区のポートメッセなごや、溝脇正撮影 第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が18日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開幕し、佐々木勇気八段(30)が前回優勝者の永瀬拓矢九段(32)に勝ち、初の4強進出を果たした。 朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦。対局は公開形式で行われ、ファンら約300人が観戦や大盤解説会に参加した。 午前の1回戦は佐々木八段が岡部怜央四段(25)に、永瀬九段が高見泰地七段(31)に勝利。両者による午後の準々決勝は佐々木八段が激闘を制した。 小学生時代から世代の覇権を…