模型を使った疑似搾乳体験に挑戦する子ども=2024年9月14日午前10時50分、北海道音更町

 北海道音更町のよつ葉乳業十勝主管工場で「ミルクフェスタ2024」が5年ぶりに開かれた。牛乳や乳製品への理解を深めようと2006年から毎年開かれていたが、ここ数年はコロナ禍で中止となっていた。

 十勝地方の農協などの物産コーナーのほか、同社のソフトクリームやチーズを使ったピザの販売コーナーが設けられた。14日は終日、多くの家族連れでにぎわい、長い列ができていた。このほか、持ち込んだ牛乳の空きパックとトイレットペーパーとの交換会も行われた。

 酪農への理解を広めるコーナーでは、牛の模型を使った搾乳の疑似体験もあり、子供たちが次々に挑戦。帯広市から来た小学3年生の男児(8)は「乳搾りのやり方を知っていた。上の方から強く搾ったらたくさん出たので楽しかった」と話した。(中沢滋人)

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