収穫され、トラックの荷台に積み込まれるイエローキング=2024年5月30日、愛知県田原市六連町、戸村登撮影

 メロンの出荷量が県内で最も多い愛知県田原市で、露地栽培メロンの先駆けとなる「イエローキング」の出荷が始まった。色鮮やかな黄色い見た目と、さわやかな甘さが人気のメロンで、7月中旬まで東海地方や関西地方などに出荷される。

 同市六連町では、山上恭秀さん(25)がビニールをトンネル状に張って栽培したイエローキングを1玉ずつ収穫していた。「今年は大玉で、糖度も乗っている」と山上さん。

 JA愛知みなみ(田原市)によると、田原露地メロン部会の生産者57人が21・6ヘクタールでイエローキングを栽培し、年間約725トンを出荷しているという。(戸村登)

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