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児童が体調不良を訴えた桂東小学校=2024年9月12日午後2時41分、京都市西京区、木子慎太郎撮影

 12日午後0時50分ごろ、京都市西京区の市立桂東小学校の教員から「理科の実験中に気化した塩酸を吸って多数の児童が気分不良を訴えている」と119番通報があった。市消防局や市教育委員会によると、児童9人がのどや目の痛みなどの体調不良を訴え、救急搬送された。全員意識はあるという。

 京都府警西京署によると、当時、6年生24人が理科の授業で塩酸のにおいを確認する実験をしていたという。過呼吸の児童もいたが回復し、症状の重い児童はいないという。(関ゆみん、木子慎太郎、才本淳子)

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