東京都内の高等専修学校に通う3年生の女子生徒が、学校法人理事長への謝罪文を強要されたとして刑事告訴したところ、学校から退学処分とされたことが分かった。女子生徒側は「処分は裁量権の範囲を大きく逸脱し、無効」と訴えている。
学校は私立武蔵野東高等専修学校(武蔵野市)。複数の同校関係者によると、退学処分は1月15日付で、「学校の秩序を乱し」「生徒としての本分に反した」ことなどが理由とされたという。
また女子生徒側によると、学校側から口頭で、理事長を刑事告訴し、メディアの取材に答えたためだと説明されたという。
校則巡る会議で発言、退学勧告を示唆
女子生徒は昨年6月、学校側…