特殊詐欺から家族を守るために　記者サロン、15日から配信

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　「自分はだまされないと思っていた」。特殊詐欺の被害に遭った記者の祖母（82）は、振り返ります。一方、祖母から100万円を受け取って逮捕された大学生は、「もうかる仕事がある」と誘われ、詐欺と知らずに犯罪に加担していました。

　朝日新聞デジタルの連載「A-stories　息子さんを逮捕しました～特殊詐欺と二つの家族」では、被害者と加害者、その家族の視点から特殊詐欺の実態とその後を描きました。

　家族を、被害者にも加害者にもしないために何ができるのか。

　オンラインイベント「A-stories×記者サロン『息子さんを逮捕しました～特殊詐欺と二つの家族』」では、被害者心理に詳しい専門家と、加害者家族の支援に当たってきたNPO法人理事長とともに、連載を担当した記者らが考えます。

　イベントの前半では、電話のやりとりを振り返りながら、だまされてしまう心理に迫ります。

　後半はパネルディスカッション形式で、若者が闇バイトに加わってしまう背景や対策を考えます。

　配信は15日午後8時から始まります。期間は来年1月31日まで。視聴には申し込みが必要です。