秋田海上保安部は13日、同日午後8時12分ごろ、秋田県の秋田港から南西約52キロ沖の船舶から、第二十一昌栄丸(18トン)が火災を起こし、乗組員2人を救助したと通報があったと発表した。救助の際、乗組員の男性1人がひじに軽傷。第二十一昌栄丸は午後9時20分、沈没した。

 同船は北海道乙部町のひやま漁協乙部支所に所属。同日午前3時に北海道の函館港を出港、新潟県の佐渡に航行中だった。焦げた臭いがしたため、乗組員が機関室を見に行ったところ、火災が起きていたという。燃料の軽油を4~6キロリットル登載していた。

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