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赤ちゃんの人形を抱っこする関西経済同友会の宮部義幸代表幹事=2024年10月7日午後7時10分、大阪市北区、諏訪和仁撮影
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 関西経済同友会が男性の経営層向けの「育児・家事塾」を開き、代表幹事の宮部義幸・パナソニックホールディングス副社長(66)と永井靖二・大林組副社長(66)らが赤ちゃんの人形でお世話を体験した。子どもが育てやすい企業、社会を改めて考えるきっかけになったようだ。

 育児・家事塾を始めたのは、同友会メンバーで、ベビーシッターや家事代行といった子育て支援会社を営む上田理恵子さん(62)。7日にあった塾では、「女性が活躍するためには、男性の家庭での活躍が欠かせない。育児を体験し、若い社員とのコミュニケーションのきっかけに役立ててほしい」と呼びかけた。

 十数人の参加者は4グループに分かれ、泣き声を出す赤ちゃんの人形のお世話を始めた。この人形は、赤ちゃんが欲するお世話をすれば泣きやむ仕組みになっている。

 保育士で大阪教育大教授の小…

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