2024年5月14日、罪状認否で出廷した後に米カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所を後にする水原一平被告(中央)=AP

 大リーグ、大谷翔平選手の元通訳で銀行詐欺罪や虚偽の納税申告をした罪で訴追され、罪を認めて司法取引に応じている水原一平被告(39)が14日(日本時間15日)、罪状認否のためカリフォルニア州ロサンゼルスの連邦裁判所に出廷し、裁判官の質問に対して有罪を認める合意に同意したと答えた。この日は手続きとして無罪を主張したが、弁護人は近く有罪を認めると説明した。

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 約50人の報道陣が集まるなか、白いシャツに黒のスーツ姿で登場。司法取引を進める手続きに関する判事からの質問に「はい」と答えた。その後、水原被告を担当するマイケル・フリードマン弁護士が、無罪を形式的に主張しているが、近いうちに有罪を認めると説明した。次回の日程は未定だが、早ければ今週中に再び出廷する可能性がある。

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