「ABCお笑いグランプリ2024」の決勝進出者ら=6月21日、大阪市福島区、岩本修弥撮影
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 デビュー10年以内の若手芸人の頂点を決める「ABCお笑いグランプリ2024」の決勝が、7月7日に開かれる。今年で45回目を迎える、人気芸人への登竜門。全国から568組がエントリーし、12組が決勝に勝ち上がった。

 決勝進出者は、金魚番長▽ぐろう▽ダウ90000▽天才ピアニスト(以上Aブロック)、青色1号▽エバース▽フランスピアノ▽やました(以上Bブロック)、かが屋▽ぎょねこ▽フースーヤ▽令和ロマン(以上Cブロック)の12組。ネタ順は当日発表される。

 ABCお笑いグランプリの参加資格は、漫才・コント・ピン芸・歌ネタ・落語など、オールジャンル。いわば「お笑いの異種格闘技戦」だ。東西の若手芸人がこぞって参加し、今回も、いろんな事務所に所属する芸人が決勝に残った。

 昨年の決勝では、ファイナルステージで対決したダブルヒガシと令和ロマンが同点で並ぶ番組史上初の大熱戦を演じた。大会規定により、ファーストステージの得点が高かったダブルヒガシが栄冠を勝ち取った。令和ロマンは、その悔しさを糧に昨年末のM―1グランプリで優勝。さらなる闘志を燃やして今年もお笑いグランプリに出場し、決勝進出を決めた。

 6月末にあった記者会見で…

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