
武藤容治経済産業相は10日にも訪米し、ラトニック米商務長官やグリア米通商代表部(USTR)代表と会談することがわかった。トランプ米大統領が打ち出している鉄鋼や自動車への追加関税について、適用除外を申し入れる方針。複数の関係者が明らかにした。
トランプ氏は12日から、米国が輸入する鉄鋼・アルミニウムに25%の関税をかけると表明。さらに、自動車や医薬品、半導体にも25%程度の関税をかける方針も示している。実行されれば日本経済に大きな影響をもたらすことから、武藤氏は米高官に「直談判」して、日本製品の適用除外を要請する。
日本は外国から輸入する自動…