フランクフルトにある欧州中央銀行(ECB)の本部=2023年12月14日、寺西和男撮影

 欧州中央銀行(ECB)は6日の理事会で、5会合連続となる0.25%幅の利下げを決めた。インフレの鈍化や景気減速を踏まえたものだ。米トランプ政権が欧州連合(EU)からの輸入品に高関税をかける姿勢を示しており、景気の先行きに警戒感が強まっている。

 民間銀行がECBにお金を預ける際の金利を年2.75%から2.50%へ引き下げる。他の政策金利も同様に0.25%幅引き下げる。

 ユーロ圏(20カ国)の2月…

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