全国郵便局長会の組織内議員である柘植芳文・外務副大臣(左)と、来年の組織内候補となる予定の元総務官僚の犬童周作氏 全国の郵便局長でつくる任意団体の全国郵便局長会(全特)が2025年の参院選に向け、今年3月末に総務省を退職した前サイバーセキュリティ・情報化審議官の犬童周作氏(56)を組織内候補として擁立する方針を固めたことがわかった。全特役員経験者以外の擁立は16年の参院選以来で、郵政民営化後に総務省幹部を抜擢(ばっ・てき)するのは初めて。 局長会候補の条件 元全特会長で現職の柘植芳文…