【パリ共同】世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット(AIU)」は28日、ドーピング違反があったとして、男子棒高跳びで2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのチアゴ・ブラス(ブラジル)に1年4カ月の資格停止処分を科したと発表した。昨年7月、筋肉増強効果のある禁止薬物に陽性反応を示したとして既に暫定資格停止処分を受けていたが、パリ五輪出場が不可能となった。 21年の東京五輪でも銅メダルを獲得したブラスは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。(共同)