イベントでは、色も多彩なクラフトビールが並んだ=2024年6月29日午後0時31分、水戸市、古庄暢撮影
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 茨城県内で生産されているクラフトビールの魅力を知ってもらおうと、水戸市の水戸大手門広場で29日、「三の丸 BEER GROOVE」が開幕した。30日までで、入場無料。

 県内のクラフトビールの醸造所13社が参加する「茨城クラフトビール研究会」が初めて企画した。カップのサイズにもよるが、1杯400~1200円ほど。訪れた人たちは、王道のペールエールやさわやかな風味のIPA(インディア・ペールエール)に加え、県産のブルーベリーや栗、干し芋などを原料に加えた茨城ならではのビールを飲み比べて楽しんでいた。

 日本地ビール協会によると、国内では2017年3月末に269カ所だった醸造所が、23年12月末現在では771カ所と3倍近くに増加。クラフトビールブームが起きている。

 研究会によると、県内でも水戸市、つくば市、牛久市を中心に、ここ10年ほどで10カ所以上の新しい醸造所が誕生しているという。研究会会長で、牛久醸造場代表の角井智行さん(49)は「まずは飲んでみて、魅力を知って欲しい」。30日は午前11時~午後5時。(古庄暢)

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