名前入りプレートを線路の枕木に取り付けることができる「まくら木オーナー」を、伊賀鉄道(三重県伊賀市)と伊賀市が募っている。1月10日~2月10日に募集し、4月中旬から約1年間設置される。
厳しい経営環境の中で鉄路存続に役立てようと2020年度にスタート。プレートは縦20センチ、横15センチで、伊賀上野城をデザインした金色のAコース(1万5千円)▽忍者列車とコスモス畑をあしらったBコース(9千円)▽手裏剣をあしらったCコース(6千円)の3種類。氏名や企業名とともに、好きなメッセージを各10文字以内で印字できる。伊賀上野駅以外の14駅構内の枕木に付けるが、A、Bのコースは希望駅を選べる(四十九駅は先着10人)。枕木に設置されたプレートの写真を撮り、会員証とともにオーナーに贈る。
A、B各コースに応募した人を対象にプレートを自分で上野市駅の枕木に取り付ける体験を追加できるプラン(1万6千円)もある(先着5人、3人に達しなければ中止)。
昨年度は186枚の応募があった。担当者は「伊賀地域の外からの応募が多い。地元の方の応募もお待ちしています」とアピールする。1人何口でも可能。ホームページや上野市駅窓口、郵送で申し込む。問い合わせは同社(0595・21・0863)へ。