東京都心は19日、午後1時半過ぎに最高気温が30.1度となり、季節外れの「真夏日」となった。気象庁の統計では、今月の真夏日は2、4日に次いで3度目。都心でこれまで最も遅かった真夏日は2013年10月12日で、その記録を更新した。
都内の他地点では、練馬で30.3度、羽田で30.2度、府中で30.0度を観測した。同庁によると、前線が日本海側に停滞するなかで暖かい空気が流れ込み、晴れ間が出たこともあって気温が上がった。
20日以降は寒気が流れ込むため気温は急降下し、都心の20日の最高気温は20度、21日は19度にとどまる見通し。22日以降は再び上昇に転じ、23日は26度と夏日になる見込みという。(橋本幸雄)