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引退会見を開いたヤクルトの青木宣親
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 プロ野球の最年長野手、東京ヤクルト・スワローズの青木宣親外野手(42)が今季限りでの引退を決めた。13日に東京都内で開かれた記者会見では、花束贈呈にキャプテンの山田哲人と村上宗隆がサプライズで登場。村上が涙ぐむと、それまで笑顔も交えて話していた青木も、もらい泣きする場面があった。

 大リーグからヤクルトに復帰した2018年からは、走攻守の技術だけでなく、「精神的支柱」としても存在感を示していた。今年の自主トレも村上や長岡秀樹らと一緒に取り組み、若手選手へのアドバイスも欠かさなかった。

 青木は言う。「(後輩たちには)自分の方から話しかけていった。自分もベテランなんで、若い選手から話しかけやすい状況にはないから。自分の方から話しかけて、自分を知ってもらって、そこから会話が弾むような雰囲気を作っていった」

 山田と村上は、退くベテラン…

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