一畑電車(本社・島根県出雲市)は、引退する「昭和生まれ」車両の5010号車と5110号車による2両編成の「さよなら運転」を来年1月13日に各駅停車で計5便、臨時で実施する。
この2両は元々、1967(昭和42)年に製造された京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)の車両。98(平成10)年に当時の一畑電鉄へ導入され、沿線住民や観光客らを運んできた。
さよなら運転は、雲州平田発(午前8時25分)―松江しんじ湖温泉着(同9時56分)▽松江しんじ湖温泉発(同10時14分)―雲州平田着(同11時11分)▽雲州平田発(正午)―電鉄出雲市着(午後0時23分)▽電鉄出雲市発(同0時50分)―出雲大社前着(同1時17分)▽出雲大社前発(同2時)―雲州平田着(同59分)の5便。
乗車には「ありがとう『5010号』・『5110号』営業運転終了記念乗車券」または1日フリー乗車券が必要。問い合わせは一畑電車営業課(0853・62・3383)へ。