米航空機大手のボーイングが4月、名古屋市のJR名古屋駅前に研究開発拠点「ボーイング・ジャパン・リサーチセンター」を開設した。米国以外の拠点としては7カ所目で、日本では初めてだという。東京や大阪ではなく、名古屋を選んだ理由とは――。
4月18日、開設にあわせて式典が開かれた。部品メーカー幹部、愛知県や名古屋市のトップらを前に、ボーイングのトッド・シトロンCTO(最高技術責任者)は「世界的エンジニアリング能力の強化、日本における長期的なパートナー関係の強化の前進につながるものと考えている」と述べた。
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