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言論NPOの工藤泰志代表=東京都中央区、山根祐作撮影

 民間シンクタンク「言論NPO」は30日、日中の有識者らが安全保障などについて対話する「東京―北京フォーラム」を12月3~5日に東京で開催すると発表した。同フォーラムは、今年で20回目となる。

 同NPOの説明によると、今回は「多国間協力に基づく世界秩序と平和の修復に向けた日中協力」を主テーマとし、ガザやウクライナで戦争が続き、分断を深める世界で、世界が共有するルールを基本とした国際秩序の構築について話し合う。

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 会見の説明によると、フォーラムには両国から、政治家や学者、元大使、中国軍や自衛隊の関係者ら計約100人が参加する。中国からは、易綱中国人民銀行前総裁、楼継偉元財務相、崔天凱元駐日大使ら約50人が来日する予定という。

来年以降も継続へ

 言論NPOの工藤泰志代表は…

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