第30回西関東吹奏楽コンクール(西関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学Aの部(50人以下)が7日、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ、同市中央区)で開かれ、新潟、群馬、山梨、埼玉4県の代表22団体が出場した。
審査の結果、朝霞市立朝霞第一、さいたま市立土屋の2校(ともに埼玉県)が、10月19日に宇都宮市文化会館で開かれる第72回全日本吹奏楽コンクールの代表に選ばれた。
県勢の結果は次の通り。(演奏順)
【銀賞】新潟市立新津第二、燕市立燕、妙高市立新井、新潟市立関屋
【銅賞】新潟市立上山
「楽しすぎてあっという間」 5校の演奏後の声は
新潟県代表の5校は、県大会からさらに磨きをかけた演奏を披露した。
新潟市立新津第二は3年連続の出場。アルトサックス担当の星名紡伎(つむぎ)さん(3年)は「大勢の人が聴きに来てくれているし、大きなステージだったので、楽しみながら吹くことができた」と笑顔をみせた。
県大会後は、基礎練習を毎日やることと、同じパートが一つに聞こえるようにすることを心がけたという。ユーフォニアムを受け持つ夏川実桜(みお)さん(同)は「ちゃんとできました。80点ぐらいです」。部長でトランペット担当の真保りりなさん(同)も「1年生の時はドキドキが強かったけど、今日は緊張の中でも楽しむことができました」と振り返った。
3年生は入学時からコロナ禍に見舞われた。顧問の矢原智子さんによると、コロナ禍に伴う練習の制限がなくなったのは今年から。「練習でやったことがステージでできたので、100点満点です」と部員たちをたたえた。
3年ぶりの出場となった同市…