【動画】鹿児島市の市街地でも雪が積もった=安田朋起撮影

雪が降りしきる中、ひがし茶屋街では除雪する人の姿も見られた=2025年2月4日午前11時27分、金沢市、金居達朗撮影

 「この冬一番の寒気」が南下して日本付近を覆っている影響で、各地で大雪となっている。5日午前11時までの24時間の降雪量は、新潟県上越市安塚で99センチ、岐阜県白川村で85センチなどを記録した。冬型の気圧配置は強弱を繰り返しながら今後も続き、関東甲信や北陸、東海では9日ごろまで警報級の大雪となる可能性もある。

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 今回の「数年に1度の強い寒波」は6日ごろがピークとみられるが、その後も断続的に寒気の影響を受け、日本海側を中心に広い範囲で大雪や大荒れの天気が見込まれる。普段は雪が少ない東海や四国、九州南部の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる地域がありそうだ。路面凍結や電線への着雪に加え、暴風や高波にも警戒が必要だ。

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 6日正午までの24時間に予想される降雪量は多いところで、東北・北陸で100センチ▽東海で70センチ▽近畿で60センチなど。

 7日正午までの24時間では、東北・北陸で70センチ▽北海道・東海・近畿で50センチなどの降雪が予想されている。

【動画】雪が降り積もった金沢市と北海道帯広市=金居達朗、中沢滋人撮影

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