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火災のあった海上自衛隊の掃海艇「うくしま」(手前)=2024年11月10日午後3時52分、福岡県宗像市沖、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影

 海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が11月、福岡県宗像市の大島沖で炎上して沈没した事故で、防衛省海上幕僚監部は27日、付近の海底で見つかった人骨をDNA鑑定した結果、行方不明となっていた機関員の古賀辰徳・3等海曹(33)と確認されたと発表した。

 火災は11月10日に発生し、掃海艇は翌11日朝に沈没。船底に近いエンジンルームで当直中だった古賀さんが行方不明になった。福岡海上保安部によると、今月25日、捜索中のサルベージ会社のダイバーが船外の海底で人骨を発見していた。

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