埼玉県警本部

 さいたま市大宮区の飲食店経営者が死亡した殺人事件で、埼玉県警は20日、公開手配していた同市見沼区深作5丁目、会社員三田魁斗(24)と同市大宮区天沼町1丁目、飲食店経営市川晃慈(23)の両容疑者を殺人容疑で逮捕し、発表した。認否を明らかにしていない。

 この事件で県警は19日までに、指定暴力団住吉会傘下組織の組長、加須市川口2丁目の生井雄樹容疑者(41)ら男3人を同容疑で逮捕し、2人を公開手配していた。

 組織犯罪対策1課によると、2人は共謀し、昨年12月24日未明、同市大宮区宮町4丁目の飲食店内で、この店を経営する常本正昭さん(当時55)に何らかの暴行を加え、殺害した疑いがある。

 2人は20日正午ごろ、岩槻署に出頭してきた。「ニュースを見て出頭した」と話しているという。5人は知人関係で、県警は常本さんとの間にトラブルがあったとみている。

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