粉なっとうはヨーグルトによく合うという=四国阿波はすや提供

 「四国阿波はすや」(徳島県勝浦町)が製造・販売する「はすやの粉なっとう」が、日本フードアナリスト協会のジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞した。手軽で健康に良く、「納豆を粉末にしたオリジナリティーがある」などと評価された。

 同セレクションは、フードアナリストの資格を持つ2万3千人のアンケートなどで審査する。100点満点で90~100点がグランプリに選ばれる。

 粉なっとうは、創業者の佐藤雅博さん(故人)が1994年に開発。当初、養鶏業者などの飼料向けだったが、動物の体調がよいと聞き、2001年から人間向けに切り替えたという。

 原料は100%大豆と納豆菌。サラサラで、きな粉のように使え、ご飯やみそ汁、牛乳にかける。1さじ(2グラム)で約10パック分の納豆菌がとれるといい、シリーズ累計約100万袋を売り上げる人気商品だ。

 税込みで「パウダー」が84グラム3024円~、「あらびき」が84グラム2160円~。同社ホームページや大手通販サイトから購入できる。おやつ代わりに食べられる「なっとう玉」や「なっとうスープ」も製造・販売している。

 佐藤さんの次女、窪旭常務は「父も喜んでいるだろう。菌活で一人でも多くの健康生活をサポートしたい」と語った。

 徳島県内からは、ふじや(徳島市)の代替肉(雑穀)を使ったギョーザ「NIKUGOE」もグランプリを受賞した。

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