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イベントで「SureTalk」を実演するデフアスリート=2024年10月15日、千葉市、藤田絢子撮影
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 ソフトバンクは、電気通信大学とともに手話を文章に自動翻訳するアプリケーション「SureTalk(シュアトーク)」の開発を進めている。そこには、手話を使う聴覚障害者が、健聴者と不自由なくコミュニケーションをとれるようになれば、との願いが込められている。

 SureTalkは、カメラの前で手話をすると、AI(人工知能)が骨格の動きを認識し、データベースから言葉を推測。助詞などを補い、自然な文章に整えて表示する。一方、健聴者が発した言葉は文章にして聴覚障害者に示すという仕組みだ。

 自身も生まれつき聴覚障害の…

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