
【大分】20年ぶり3回目となる春の選抜高校野球大会出場を前に、柳ケ浦高(宇佐市)の生徒会主催の壮行会が10日、同校体育館であった。18日の開幕試合で二松学舎大付(東京)との対戦が決まり、田原光太郎主将は「泥臭く粘り強いプレーを多くの方々に見てもらえるように一戦必勝で頑張る」と決意表明した。
全校生徒約350人が拍手で迎え、生徒会長で香港出身の楊鎧凝(ヤンハイイン)セリンさんは「誇りを胸に、自分たちの力を信じて最高のプレーを見せて下さい」と励ました。1月に編成されたチアリーダー部(16人)が紹介され、部長の稗田小春さんは「アルプススタンドで一生懸命応援するので、旋風を巻き起こして下さい」とエールを送った。取材に対し「選手たちの力になれるよう、大きく動きます」と話した。
小幡克己校長は「縦じまのユニホームを心待ちにしていた多くの卒業生や野球関係者をはじめ、応援してくださる皆さんの期待に応えられるよう全力で戦ってきて下さい」と激励した。
チームは11日、阪神甲子園球場に向けて出発する。