マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」への移行を踏まえ、12月2日から、従来の健康保険証の新規発行が停止される。従来の保険証は有効期限が切れるまで最長1年使えるが、マイナ保険証の有無などで留意すべき点もある。自治体も対応を強化するなどしている。
- 【そもそも解説】なぜ「マイナ保険証」に移行するの？
マイナンバーカードを健康保険証として使うには登録手続きが必要。マイナカードを持っているだけでは、マイナ保険証にはならない。手続きは政府のオンラインサイト「マイナポータル」のほか、医療機関・薬局の窓口にあるカードリーダー、コンビニにあるセブン銀行ATMでも可能だ。
従来の健康保険証は、マイナ保険証への移行を踏まえ、12月2日以降は新規発行されなくなる。だが、発行済みの健康保険証は、有効期限が切れるまでこれまで通りに使える。有効期限が示されていない保険証が使用できるのは2025年12月1日までだ。
三つのケース、留意すべきこととは……
ただ、大きく三つのケースで…
