ハラスメント

 後輩職員に「1年目、2年目は奴隷だ」と発言するパワハラ行為があったなどとして、横浜市は3日、消防局職員3人を懲戒処分にし、発表した。

 消防局によると、泉消防署の男性職員(49)は昨年10月中旬から12月上旬にかけて、後輩職員3人に「1年目、2年目は奴隷だ」「ちゃんと奴隷をしているか」と発言したほか、訓練中に「家から竹刀を持ってきてやろうか」と言った。無線の受話器でヘルメットの上から頭をたたくなどの行為もあったとして、減給10分の1(2カ月)となった。

 職員は発言について、聞き取りに「ひたむきに働くことを伝えたかった。でも不適切だった」などと話し、反省した様子だったという。

 また、引っ越しの際に不用になった冷蔵庫やソファなど約293キロを不法投棄したとして、保土ケ谷消防署の男性職員(29)を停職1カ月、作業を手伝った同署の男性職員(22)を減給10分の1(3カ月)とした。2人は今年1月に廃棄物処理法違反の罪で藤沢簡裁から罰金50万円の略式命令を受け、納付したという。

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