右上から時計回りに今村裕次郎、異儀田夏葉、宮地綾、松尾敢太郎 舞台も言葉も、広島に移す。iakuが再演する「流れんな」は、関西弁の芝居を大事にしてきた作・演出の横山拓也の新展開だ。戯曲の持つ普遍性に、広島出身の役者たちが味わいを加える。 港町で食堂を営む父が入院した。店で出す貝から毒が見つかった。父を手伝ってきた姉(異儀田夏葉)と、結婚して家を出た妹(宮地…