
18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する広島商の選手を送り出す壮行式が12日午前、JR広島駅であった。選手たちは気を引き締め、3年ぶりの甲子園に向けて広島を発った。
県高野連主催の壮行式で、広島商OBの小田浩副会長は「広島商の神髄を十分発揮し、全国の高校野球ファンに多くの感動を与えるプレーを期待しています」と激励した。西村銀士主将(3年)は「中国地方代表として堂々とプレーし、今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、結果という形で恩返しできるよう頑張ります」と決意を語った。荒谷忠勝監督は「選手たちも身が引き締まる思い。明日からいい準備をして初戦に臨みたい」と話した。
広島商の選抜出場は23回目。94年ぶりの春の甲子園優勝をめざし、大会第4日の21日第1試合(午前9時開始予定)で横浜清陵(神奈川)と対戦する。