宮崎県立宮崎大宮高校(宮崎市)の美術部員たちが、2025年の干支(えと)の「巳」が描かれた大絵馬を近くの宮崎神宮に奉納した。奉納は歴代部員に受け継がれ、8年目になるという。
絵馬は縦約120センチ、横約180センチ。1~2年生約20人がアクリル絵の具を使って1カ月ほどかけて仕上げ、12月26日に奉納した。
縁起の良い紅白のへびと、「金運」を想起させる黄色のへびが勢いよく描かれ、右上には「吉兆」と大書している。
部長の長瀬友成さん(2年)は「今年は自然災害が多かったが、たくさんの幸運に恵まれる年になってほしい。幸せいっぱいの年に」と話した。