JR西日本金沢支社は6日、年末年始の北陸新幹線の利用状況を発表した。新潟県の上越妙高―糸魚川間を通過した利用者は39万5千人で、前年度比140%の大幅増となった。

 2024年12月27日~25年1月5日の10日間の集計。首都圏から北陸に向かう下りのピークは12月29日の2万8千人、上りのピークは1月4日の2万9千人だった。

 在来線の特急「サンダーバード」(大阪―敦賀)は前年度比115%と増えたが、特急「しらさぎ」(名古屋・米原―敦賀)は大幅減で同66%となった。

 新幹線の利用者が大きく増えた理由について、同支社運輸課の作山雄一担当課長は「昨年3月に敦賀まで延伸した効果に加え、天候による交通障害がなかったことや、最大で9連休になったことなどが挙げられるだろう」と分析した。

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