タイの首都バンコクの観光地カオサン通りの近くで12月29日に起きたホテル火災で、煙を吸って病院に搬送されていた30代の日本人男女2人がいずれも亡くなった。在タイ日本大使館が6日、明らかにした。
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地元警察によると、2人はいずれも集中治療室で手当てを受けていたが、1日に男性が死亡、5日に女性も死亡した。
地元メディアによると、現場は6階建てのエンバー・ホテルで、火元は5階の客室だった。この部屋に泊まっていた韓国人の宿泊客は出火当時、外出中だったという。消防当局はブラジル人、ウクライナ人、米国人の計3人が死亡したと発表していた。