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新たな帝国劇場のイメージ=東宝提供
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 東京・有楽町の帝劇ビルと国際ビルが、高さ約155メートルの一棟の高層ビルに建て替えられる。現在、帝劇ビルに入る帝国劇場、出光美術館は新ビルの低層階に移る。周辺の整備も計画されていて、丸の内や大手町に比べて遅れていた有楽町の再開発が本格化する。

 帝劇ビルを所有する東宝と出光美術館、日本倶楽部とともに国際ビルを所有する三菱地所が16日、建て替え計画の概要を発表した。総工費は非公表。帝劇ビルは2025年2月に閉館する予定で、工事はその後に始まり、30年度の完成を予定している。

 帝劇ビル、国際ビルは隣り合い、ともに地下6階、地上9階建てだが新しいビルは地下4階、地上29階になる。延べ床面積は17万6千平方メートルで、6~29階はオフィスになる。

 帝国劇場は地下2階から地上…

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