沖縄県南城市議会は21日、市職員らを対象としたハラスメントの有無などに関するアンケート結果を公表した。少なくとも8人が、古謝景春市長（69）から「キスされた」「太ももを触られた」などとセクハラ被害を訴えた。市は、事実関係を調べるための第三者委員会設置を検討している。
古謝市長は朝日新聞の取材に対し、秘書を通じ「内容を確認して対応を検討していく」と答えた。
アンケートは4～5月、退職者も含めて669人を対象に実施し、301人が回答した。「ハラスメントを受けたことまたは見聞きしたことがあるか」という質問に、「受けたことがある」「見聞きしたことがある」という回答は計93件、「ない」は208件だった。
「市長の隣に座るよう上司に促された」記述も
ハラスメントの具体的な内容…
