めかりテラスとして営業開始する前の「オハフ33」の内部=2019年6月、北九州市門司区、城真弓撮影

 北九州市が門司区の公園に展示している、旧国鉄で使われた客車の座席がリサイクル業者により無断でインターネットオークションに出品されていたことが、市などへの取材でわかった。回収したが、一部は行方が分からなくなっており、市が調査している。

 市によると、出品された座席は、和布刈(めかり)公園潮風広場(門司区旧門司2丁目)に展示されている「オハフ33」1両に取り付けられていた。市などが客車をカフェへ改装することに伴い、依頼を受けたリサイクル業者が今年2月に全12脚を取り外した。

 業者は3月10日にオークシ…

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