三回表巨人無死二塁、門脇の内野安打と悪送球で生還し、ベンチ前で笑顔を見せる浅野=上田潤撮影

 4年ぶりにプロ野球セ・リーグ優勝を果たした読売ジャイアンツ(巨人)の浅野翔吾外野手(19)が、今季の活躍を振り返り、阿部慎之助監督との秘話を明かした。

 何としてでも優勝したかったです。目標を達成してビールかけをして喜ぶ先輩たちを見て、(その輪に加われない)10代の自分はこれからもっと優勝したいと強く思えるからです。

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 シーズン中の休養日には、神社に行ってチームメート分のお守りも買って試合前のベンチの声出しの際に配りました。

 開幕は1軍でしたが、3試合出場でヒットはありませんでした。2軍に行っても苦しかったです。春先は打率1割台の時期もありました。今年は1軍に昇格できないのでは、と不安でした。

 そんなとき、(岡本)和真さんに、「打てなかった時にどういうことを考えますか」とLINEで相談しました。

 同じ高卒ドラフト1位でよく…

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